パワハラや嫌がらせを受けても上司と戦わない、訴えない方がよい7つの理由

私は仕事が出来ない男なので、パワハラを受ける事は日常茶飯事でした。

でも社会人一年目の頃は怒られて悔しかったので対抗意識を燃やして上司に戦いを挑んだ事はあります。

その結果は上司からの仕返しを受けて散々な結果になりました。

相手が上司ならばパワハラや嫌がらせを受けたとしても、まずは感情的にならずに反抗的な態度はとらない方がよいのです。

皆様も社会人であるのなら、私と同じ考えをお持ちの方もいるとは思いますが、悪い上司になめられないためにも徹底的に戦うべきだ!と思っている人もいるかもしれません。

パワハラ体験者の私が考える、パワハラや嫌がらせを受けてもまずは上司と戦わない、訴えない方がよい理由を書きます。

1、パワハラや嫌がらせをする人は基本は悪い人なので正論が通用しない

パワハラや嫌がらせをする人であるのなら、優しい人であるはずはありません。

パワハラを受けた人に仕事での正論を言ってもパワハラがあった真実を訴えようとも、巧みな話術ではぐらかしてくるでしょう。

私もパワハラの経験がありますが、部下の意見をちゃんと受け入れてくれる優しい先輩がパワハラや嫌がらせをするところを見たことはありません。

パワハラ上司がどこまで部下である自分の意見を聞いてくれる上司なのか?をまずは見極める必要があるのです。

会社で上司と戦う事はデメリットがとても多いので戦う前には慎重な情報収集が必要になると私は思うのです。

2、上司との関係が悪化する可能性がある

上司と戦うという事は、もちろん上司はあなたに敵意を持つ事は間違いないでしょう。

上司は部下よりも基本的には仕事の技術が高く、会社の様々な人間との繋がりがあり、様々な手段でパワハラや嫌がらせが今よりもエスカレートする可能性も考えられるのです。

そしてアルバイトや日雇い労働であるのなら、短期間で辞める場合もあるのでそこまで後の事を考える必要はありませんが、

正社員や派遣社員で長く続けたいのであれば、その上司との対立関係はどちらかが会社を退社するまで、どちらかが負けを認めるまで続くわけです

上司との戦いや対立はとても危険でデメリットが多くあるのです。

3、会社との関係が悪化する可能性がある

上司との対立は知らないうちに様々なところで悪い事が起こる事が予想されます。

上司は本当の事を会社に報告するとは限りません、悪い上司ならば嘘の情報を会社側に報告する可能性も考えられるのです。

私も会社生活の中で明らかな嘘をつく上司を見てきました、悪い上司は自分が不利になる情報を報告する事はまずないと言ってよいでしょう。

会社側へ悪い上司にダメな部下、危険な部下だと告げ口されれば、職場で辛い立場になってしまう可能性が高くなるのです。

4、上司でパワハラや嫌がらせを認める人はそうはいない

そこまで悪くない上司でもパワハラや嫌がらせを認める人はそうはいません。

指導の一環だったと言われるのが基本です。

上司は本当に指導を部下の為に情熱を持って叱っている可能性もあり

または、上司は無意識に八つ当たりで叱っている可能性もあるのです。

理不尽な八つ当たりをしていても上司は無意識である場合なら、もちろんその行為をパワハラを認める事はないでしょう。

仕事の指導というのは、どこまでがパワハラや嫌がらせか?が規定がなく曖昧なので訴える側はとても困難なのです

5、パワハラや嫌がらせではなく本当に仕事の指導である可能性がある

会社の上司の指導が熱心でエスカレートしてしまうと、パワハラや嫌がらせのように感じる事もあるかも知れませんが、上司が本当に部下の事を思って叱っている可能性もあります。

あまりにも酷い教え方もあるかも知れませんが、熱心な上司の指導が自分の為になることもあるのです。

その指導に反抗的な態度をとったり、パワハラだと訴えたりしてしまうと、上司の指導をそれ以上受けられないという可能性も出てきてしまうのです。

全く上司から叱られないというのも、職場で見放されている感覚になるのも結構辛いと私は思うのです。

6、パワハラや嫌がらせがエスカレートする可能性がある

これが一番の上司と戦わない方がよい理由だと私は思います。

本当に上司が悪くてパワハラや嫌がらせをしていて、それに反抗的な態度をとると、かなりの確率で何かしらの形で仕返しを食らうと思います。

それは上司という強い立場だからです、相手が弱い立場ならば仕返しはしてこない可能性は高いですが、上司ならばどんな形でも部下への仕返しは可能なのです。

仕事の指導と言って出来ない事をやらせて、何かしらの文句をつける事は上司なら簡単な事です。

上司に嫌われてしまえば職場での無視や人事異動、周りの職場の人を巻き込んでの様々な仕返しが可能なのです。

7、パワハラで法的手段を考えているのならば証拠がとれなくなる

パワハラや嫌がらせなどで法的手段も考えている人もいると思います。

パワハラに対しての法的手段を考えているのなら、証拠をとる前に自分が法的手段をとって訴えようとしていることは絶対に上司に悟られてはいけません。

パワハラをやっている音声や画像、映像などの証拠がとれなくなってしまう恐れがあるからです。

法的手段をとるのならその事実を証明する証拠が必要になってきます。

悪い上司はパワハラの真実を素直に認める訳はありません、パワハラで訴えると言ってしまうと音声などの証拠がないように職場で嫌がらせをしてくるかも知れないからです。

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まずは冷静になりパワハラや嫌がらせを受ける原因を探す

まずは、パワハラや嫌がらせを受けて上司や会社を訴えたい、仕返しをしたい、上司と戦いたい!と思っている気持ちを抑えて、冷静に対処する事が重要だと思います。

上司と戦うデメリットをしっかりと把握して慎重に対処しないと、今よりも状況がもっと悪化するかも知れないからです。

そして本当にパワハラや嫌がらせの問題を解決する為に必要なのは、そのパワハラや嫌がらせを受ける原因を探す事です。

私がパワハラを受けた原因は仕事が出来ないからだと確信していますが、仕事が出来ても「お前は役に立たない!」と言ってくる悪い上司も存在していて、

一体どの原因でパワハラや嫌がらせが発生したのか?が分かれば対処しやすくなるのです。

自分が入社した会社がブラック企業であるのなら、仕事が出来ようと上司に忖度や気遣いをしようとパワハラや嫌がらせを受け続ける事でしょう。

もし自分が仕事が出来なかったり、先輩に失礼な事を繰り返しているのなら、転職しても同じような状況に追い込まれる可能性があるのです。

もちろん原因がどうであろうとパワハラに対して訴えたいという、怒りが収まらない人もいるかも知れません。

そういう時も慎重に法的手段や作戦をしっかり計画してまずは感情的にならない事が重要になるのです。

もし法的手段をとりたいと思っている人、徹底的に戦いたい人への記事もブログ「正直に書きます」で書いていこうと考えています。

ブログ「正直に書きます」をここまで読んでいただきありがとうございました(^o^)。

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